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Photo by Luca Sartoni

もともとはアメリカのワークパンツだったジーンズ。
今ではカジュアルの王様。おしゃれの必須アイテムとも言えます。

そんなジーンズをおしゃれに着る方法についてまとめました。

おしゃれなジーンズブランド

出鼻をくじくようで申し訳ないのですが、「誰が着てもカッコイイおしゃれジーンズ」なんてものは存在しません。

ジーンズに限らず、全てのファッションアイテムに言えることですが、おしゃれは「ブランド」や「アイテム」では決まらないからです。

極端な例で言えば、「めちゃくちゃダサい人がレイバンのサングラスをしていた。」というような場合、レイバンのサングラスというおしゃれなアイテムだけでそのダサい人がカッコ良く見えるか?といった話です。
カッコ良く見えるわけがない。

なので、ジーンズのブランドはたくさんありますが、「これを買えばOK」というような物はありません。
ブランドを基準に選ぶとおしゃれは絶対に失敗します。

また、ヴィンテージジーンズ好きな方がよく数十万するジーンズを買ったりしていますが、コレクターアイテムとおしゃれも別問題です。
一部マニアの人から認められたければマニアックなアイテムを探すべきですが、それは自己満足である事を理解しなければなりません。

何の為にジーンズを買うのか?を考えた時に、「おしゃれのため」とか「その結果モテるため」という目的があるのなら特に、アイテムそのものにこだわるのはNG。

そもそもステッチがどうとかタグがどうとか、そんな一部分だけを見ておしゃれかどうかを判断する人はいないからです。

ファッション誌などではヴィンテージなコレクターアイテムを着ている人を「おしゃれ」としがちですが、あれはおしゃれな人がそういうアイテムを選んでいるという意味でのおしゃれであって、「そのアイテムを使っているからおしゃれ」というわけではありません。

「じゃあどんなジーンズを買えばいいんだ」というと、やっぱり「自分にあったジーンズ」ということになります。
それはサイズ感だったり、トータルコーディネートから割り出せるものです。

逆を言えば、それらを満たしていれば、どんなブランドのジーンズでもおしゃれでカッコ良く見えるようになるわけです。

ジーンズの着こなし方

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Perry Goh

コーディネート

ジーンズはそれこそカジュアルの王様みたいなところがありますから、気流す感じで着られたらそれだけでほとんど何にでも合います。

夏場ならTシャツにジーンズを合わせるだけで普通におしゃれです。

ジャケット+シャツでも合いますね。
上半身がややフォーマルな印象のところに、ジーンズで崩す感じです。
近年の王道ファッションスタイルと言えるかもしれません。

ジーンズに合わせる靴も、レザーシューズでもスニーカーでも合いますね。

というかジーンズに合わないものってあるのかな・・・あまりにフォーマルなもの以外は何でも合いそうな気がします。

カラーリング

ジーンズを履くときには特にカラーリングも難しくないんじゃないかなと思います。
例えば白いシャツにブルージーンズ・・・王道です。完璧です。

じゃあ上着がデニムシャツだったら・・・?コントラストも出ないし同素材だし・・・って思いますが、最近はデニムオンデニムも普通に流行っててカッコイイですね。

ジーンズ自体の色で言えば、春~夏場はアイスウォッシュが爽やかでいいですね。
アイスウォッシュは数回の洗いを重ねて白っぽくなった色味のもの。
当然自分で洗って洗って色を落とすのではなく、もともとそういうものが売っています。

アイスウォッシュでも白Tシャツが合いますし、その上に色物シャツを合わせればいい感じですね。

ブラックジーンズを選べば、すこしシックな印象がありますし、なんとなく男っぽいイメージを出しやすいです。

また王道のデニムカラーでも履き倒して自分のカラーに仕上げていくのは面白いです。
(リジッドジーンズという、ウォッシュ加工のされていない生ジーンズを購入するのがオススメ)

形状

実はコーディネートやカラーリングが簡単な分、サイズ感とジーンズの形状には注意が必要です。
サイズは当然ジャストサイズがベストですが、生ジーンズの場合は縮む事を想定してやや大きいものを購入する必要があります。

妙にダボついているジーンズだと、B系・スケーターファッションでもない限りはダサく映りますね。
B系やスケーターでも女子からはあまり喜ばれません。

逆にスリムでピッタピタなヤツも、シルエット的には綺麗かもしれませんが、やっぱり女子ウケはあまりよくないですね。

形で言えば、スソに向かって広がるベルボトムとかブーツカットは難しいのでやめておきましょう。
スソに向かって細まるテーパードか、ストレートのタイプがベストです。

避けておいたほうがいいジーンズの種類・履き方

ダメージジーンズ

ところどころ破れているようなダメージジーンズは流行り廃りも激しいですし、清潔でない印象を与えがちなので辞めておいた方が無難です。

ケミカルウォッシュ

一時期流行ったウォッシュ加工ジーンズの一つです。
いつのまにかアキバオタクファッションの定番みたいになってしまったせいで、おしゃれな人以外が履くと「オタクファッション」と言われがちなので注意。

ロールアップ

ジーンズのスソを折る履き方です。

くるぶしが出るように、少し多めに巻き上げるなど、明らかにおしゃれなロールアップなら問題ないですが、「スソがながかったから折ってます」って感じのロールアップだとダサく見えますので気をつけましょう。

パンツインシャツ

女子から嫌われるパンツインシャツの着こなしですが、イタリアンファッションなどでは結構カッコよかったりします。
でも、Tシャツ×ジーンズファッションでのパンツインシャツはやらない方がいいです。