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Photo by Marc Milligan

ガッチリ体型といっても、ガチムチな筋肉質の人から、パンパンに太った人、肩幅や胸板だけ妙に大きい人など様々だと思います。

こと日本人で言うと、ファッションはがっちりした体型の人よりも普通から細めの人の方が綺麗に映ります。
これは人種的な問題か、顔と服装の問題かはわかりませんが、仕方ないことです。

「じゃあガッチリ系はおしゃれするだけ無駄か」
というと、そういうことでもありません。

結局は自分の体型のマイナスになる部分を理解して、それをいかにファッションで補えるか?といったところだと思います。

ガチムチ筋肉質な人の場合

個人的にはめちゃくちゃうらやましい、プロレスラーのようなガタイの人。
そこかしこに軍人がいるアメリカでは標準体型とも言えます。

、日本ではやはり「怖い」という印象がまだまだ強いかもしれませんね。

もし、体型を隠したいのであれば、トップスに少しボリュームのあるアイテムを使い、ボトムスをスリムにする「Yライン」を意識したファッションが合っています。
※Yラインというのはその文字が示す通り、上半身にボリュームがあり、下半身がシュッとしたスタイルです。

とはいえ、こういった体型の方はたいてい太もももガッチリしている為、普通のスリムパンツだとピチピチになりすぎる恐れも。
そうならないようにテーパード(足先に向けて細くなるパンツ)を利用するのがオススメ。

逆に体型を活かしたいのであれば、トップスをスリムに、ボトムスをゆったりめにする「Aライン」もいいですね。
AラインはYラインの逆のシルエットで、「男らしさ」を強調できるスタイルと言われています。

ただし、ガチムチ体型の人がAラインファッションをすると、前述の通り「怖い」と思う女性が多いのも確かです。
力がありそうというのは、実際にその人が獰猛かどうかは別として、「何かされた時に抵抗できない」という無言の圧力になるため。

なので、モテたいとか、人に好かれる為のおしゃれを目指すのであれば、Yラインを。
頼られたいとか、恐れられたいというシーンであればAラインをと、使い分けるのが正解かもしれません。

こういったシルエットの使い分けができるのは、体型によってシルエットを決められてしまう人にしてみたら羨ましいことです。

ぽっちゃり体型またはパンパンに太った人の場合

小太りから、パンパンに太った状態までの、いわゆるデブ体型の人は、体型を隠すファッションをしがちです。
その為、自分の体型よりも大きな「オーバーサイズ」のTシャツを着てしまうなど。

体型を隠したいから仕方ない事ではあるんですが、実はオーバーサイズの服というのは、体型をより大きく見せてしまうので避けたいところです。

太っているとどうしても清潔感が感じられなくなってしまうもの。
そこで、太った体型の人の場合は「キレイめファッション」をなるべくYラインになるように目指すのがベストです。

トップスはTシャツではなく襟付きのシャツを。
ボトムスはテーパードで足元をギュッと引き締める。

そして「ジャストサイズ」が絶対。
これは前述の通り、オーバーサイズだとより体を大きく見せてしまうと言う事もありますが、太っている人の場合は「だらしない」という印象を与えてしまうからです。

例えば「お腹が苦しいからゆったりめのパンツを履いている」とか、そういう印象を与えてしまうんですね。
そうではなく、「太っているけれど、しっかりと清潔感を持ってだらしなくならないファッションを心がけています」という姿勢が大切です。

肩幅や胸板だけがやけに目立つの場合

一番難しいのがこういった体型の人かもしれません。
痩せているのにやけに肩幅だけ広いとか、筋肉がついているわけでもないのに胸板だけ分厚いとか。

普段着で一度足りとも「似合う」と思った服装がない人も多いのでは。

とはいえ、基本的には他のガッチリ体型の人と一緒ですね。
トップスゆったり、ボトムススリムのYラインで上手に体型が隠れます。

「体型隠しはYライン」は女子の定番なので間違いありません。
女性を見ていて、上半身にふわっとした服を着ている人のほとんどは体にコンプレックスがあると言っても過言ではないでしょう。
上半身にボリュームが出ると自然と足も細く見えますしね。

太っている人に比べてパンツで遊びが聞きますので、テーパードにこだわらずともYラインが作れるのは便利かもしれません。

ポイントは視線を流すことと、黒いアイテムを使うこと

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Photo by Anthony Kentuck

体型によって同じ「ガッチリ」でも微妙に目指すべきファッションが違いました。
そんな中にも共通したポイントがあります。

それは視線を流す事と、黒いアイテムを使う事です。

まず、ガッチリ体型の人はどうしてもシルエットが”横長”に見えがち。
人間の体の構造的に、実際に横長になるわけはないんですが、そういう感じに見えるということ。

なので視線を縦に流せるようにするのがベターです。

例えばボリュームのあるキャップやハットをかぶることで、目線が頭の上にいくようになります。
また、ストールやネクタイ、ストライプのシャツなどによって目線が上から下に流れるようにしてあげると、視線が縦に流れていきます。

次に黒いアイテムをつかうこと。
黒は色を吸収する色なので、目の錯覚的に色味を収束させる効果があります。

逆に白は膨張色と言われて、より大きく見せてしまうわけです。

同じ体系の人が同じサイズの白と黒のシャツをそれぞれ来た場合、白い方が大きく、黒い方がシュッとして見えるということ。
そういった観点からコーディネートの一部に黒いアイテムを使うのがベターです。

特にYラインを意識するならパンツを黒にすることですね。
全身黒だとファッション的に難しいので、上半身はもう少し明るい色を選んであげるようにしたいところです。

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