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Photo by Simon Blackley

ファッションアイテムの一つとして帽子があります。
帽子と言っても、ハットタイプのものだったり、キャップだったり、ニットだったり色々ありますね。

かぶり慣れている人ならまだしも、これからおしゃれとして帽子を合わせようという人にとっては、どう着こなせばいいのか難しいところだと思います。

でも帽子って実は基本さえ抑えれば結構簡単に着こなせるんじゃないかと思ったのでまとめました。

帽子コーディネートの基本

サイズ感はめちゃくちゃ大切

まず、基本中の基本として、帽子はサイズ感がめちゃくちゃ大切です。

頭の小さい人がぶかぶかの帽子を被ってしまうと、女性だったらすごく可愛らしく見えますが、子供っぽさを感じさせてしまいます。
そもそも頭にフィットしないのでかぶっていてすごく気になるしNGです。

逆に頭が大きい人は帽子を選ぶのに本当に注意が必要です。
「少しキツイかな・・・」と思ったら、他人から見た時に「浮いて見える」状態になっていると思ってください。

浮いて見えるというのは、極端に言うと、頭の上に帽子が乗っている状態。
かぶっているのではなく乗っているんだから、見栄えが相当悪いという事です。

もしジャストサイズだったとしても、坊主に近い髪型ならまだしも帽子のスソから髪の毛がはみ出る髪型の場合は、どことなくモッサリした印象を与えてしまってNGです。

帽子の場合、海外から取り寄せてもなかなか大きいサイズってないんですよね。
向こうの人、顔ちっちゃいですしね。

頭が大きい人はちょうどいいサイズ感の物がなければ帽子ファッションは諦めた方が懸命かもしれません。

顔立ちに合うかどうかはそこまで重要じゃない

よく「面長の人はキャップ」とか、「丸い人はハット」とか言う意見を聞きますが、これはそんなに気にする必要がないです。
サイズ感に比べたら全然気にしなくていいです。

あくまで傾向として「こういう顔立ちの人はこういう帽子が似合いやすい」というのはあったとしても、それが全てではないからです。

むしろどんな系統のファッションなのか、といった部分に焦点を当てた方がいいですね。

カラーリングと服装の系統

帽子もトータルコーディネートの一環だと考えると、他の服装とのバランスがとても大切です。
帽子単体だけでカッコイイなんて事はありえないからです。

まずはカラーリングですが、全身の系統に合うような色味を目指すと自然に溶け込みます。
例えば全身ダークカラーだったとして帽子も暗い色なら、肌の色とのコントラストでトータルがいい感じに見えるわけです。

逆に全身の系統から目が「パッ」と帽子に行くような差し色を使っても面白いですね。
「全身グレーなのに帽子(と靴)だけ黄色!?」みたいな感じで。

ただ帽子に関しては、全身の服からは「顔」を挟んでちょっと離れた場所にあるので、そこまでカラーリングに捕らわれなくても大丈夫かなといった気はしますが。

そして服装の系統。
これに合っているかどうかが本当に重要なポイントです。

例えば、ジャケット×パンツといったスタイルの時にベースボールキャップをかぶっていたら、ちょっと変ですね。
たまにハイセンスなファッションコーディネート紹介でまんま「セットアップスーツにベースボールキャップ、足元はスリッポン」みたいなのを見ますが、あれ本当にカッコイイと思います?
本人たちだけで盛り上がってんじゃないかなって思いますよね。

全身のファッションの方向性にあった帽子を選べばOKということです。

帽子の役割から考える

そういった意味で言うと、あくまで帽子というのはその機能や役割からファッションを考えるといいのかもしれません。
1つの方法として参考にしてみてください。

例えば帽子をかぶりたいシーンを想像します。
日差しがギラギラの暑い日なんかはどうでしょうか。

頭に直接日差しを浴びると危険なので帽子をかぶりたいですよね。
もしくは照り返しがまぶしすぎてキャップが必要かもしれないです。

そんな日にあなたはどんな服装をしていますか??

ジャケット・・・着ないですよね。

逆に寒い日に頭を温めてくれるニットキャップは、冬のアウターにそこそこ似合います。
でも、室内でアウターを脱いだ時、スーツ姿になれるような場所なら頭はもう寒くないですよね。

これはあくまでキャップ=夏っぽい、ニット=冬っぽいというイメージを元に考えましたが、なんとなく想像がつきやすかったのではないでしょうか。

こういった感じで、全身の服装の系統とその帽子の関係性を考えると、似合う似合わないって見えてくると思います。
おしゃれって「なんでそのアイテム合わせたの?」って聞かれた時に「おしゃれだと思ったから」っていう答えが出てきそうなヤツってアウトなんですよ。
もっとさりげなく自然な着こなしでカッコイイのが「おしゃれ」だからです。

実際にかぶってみる

結局のところは「試着」が大正義です。
ショップで帽子を、自分が好きなものから嫌いなものまで、片っ端からかぶってみると「あ、いま着ているこのファッションにはこの帽子なのか」というのがわかるものです。

あくまで全身を見ることです。
帽子と顔だけを見ていると、失敗します。

帽子の女子ウケについて

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Photo by Eleazar

最後に帽子の女子ウケについて。
せっかくおしゃれでも女子にモテなかったら意味がありません。

帽子の女子ウケは・・・はっきり言って「良くも悪くもない」です。

つまり「帽子かぶってる男子ダセー」って思ってるわけでもなければ、「帽子かぶってるなんて最高!」って思ってるわけでもないということ。

ただし、「いい年してキャップかよ」とか「デートにキャップかぶってくんじゃねーよ」みたいなのはあるみたい。
自分の年齢や体格を考えて、またTPOをわきまえたファッションをしてくれという事ですね。

また、合コンなんかでは「なんで室内に入ってまで帽子かぶってるの?」と、やっぱり帽子としての機能とファッションのチグハグさを指摘されることも。
かといって帽子は一度かぶってしまうと髪型も決まらないので、どういうシーンが待ち受けているのか?も想像してファッションに取り入れなければならなさそうです。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。