Photo by Carter Brown
デニム・ジーンズを通販で買う場合にも、いろいろなキーワードがあって混乱しがちです。
失敗しないためにも以下のキーワードを抑えたうえで、自分に合うデニムを探してみてください。
※ちなみに「デニム」「ジーンズ」はフランス語発祥かイタリア語発祥かの違いなだけで意味合い的には同じです。
デニムを選ぶ時の基準となるキーワード
生デニム・リジッド
よく見かけるのが「リジッド」という言葉。
これは生デニムと同じ意味を示します。
「そもそも衣料品に生(なま)とか関係あるの?」
と、普通の方なら疑問に思うと思います。
ここで言う”生デニム”というのは、「洗っていないジーンズ」の事を指します。
デニムは通常、仕上がった時には全体に糊がかけられていて、そのまま履くにはすごく硬い状態にあります。
そのまま店頭に並んでいるものが「生デニム」といったわけです。
これはデニム黎明期にちなんでいるもので、ここから自分で履き倒して、洗って・・・としていくうちに自分の体にフィットしていくようになるのが特長。
リーバイスの501が生デニムとして有名です。
特に自分でジーンズを育てていくような感覚を楽しめることからも人気が高いですね。
ワンウォッシュ
生デニムに比べて、一度洗いにかけられているものを「ワンウォッシュ」と呼びます。
ワンウォッシュの特長としては、全体にかけられた糊を洗い落としているため、若干やわらかいところ。
また、生デニムと比べて縮みにくいところがあげられます。
通常売られているジーンズの大半がこのワンウォッシュですね。
ただ、ワンウォッシュだから縮まないとか、ワンウォッシュだから色落ちしないとかいうわけではなく、
あくまで「生デニムに比べて、縮みにくい・色落ちしにくい」といっただけ。
アイスブルー
デニムの色合いを表す言葉で、近年メンズファッションにも取り入れられてきました。
その名の通り、氷のような青さ・・・つまり限りなく色落ちした、白に近い水色のジーンズを指します。
北極の氷とかって空とか海のいろが反映した水色っぽい白っぽい氷してますよね。たぶんあれです。
よく女性が着ていた印象ですが、最近はメンズファッション誌でもよく取り上げられています。
お店によっては「ライトブルー」と表記しているところも。
他のジーンズと比べてコーディネートがやや難しいところから、初心者は慎重に手を出すべきアイテムです。
ダメージジーンズ
タフな作りをしているデニムですが、使い込んでいくうちに自然と破れたり、ボタンにサビが出たりと劣化していくものです。
それを人工的に作り上げたアイテムがダメージジーンズ。
何もダメージされているものを高いお金を払って買わなくても、自分で家で作る方法もあります。
ただ、女子ウケを考えるとあまり良くないので選ばないのが吉です。
ケミカルウォッシュ
化学薬品を使って”不自然に”色落ちさせたジーンズ。
まだらもように色落ちしているので、一発でわかります。
80年代ぐらいに一度流行り、その後はダサいファッションの代名詞として扱われていました。
※すごいよ!マサルさんで、トレパン先生がおしゃれする時に履いてたのを思い出します。
近年過去のリバイバルブームでおしゃれアイテムとして取り上げられましたが、
数年内にまた「ダサいアイテム」として君臨するのではないかと思います。
扱いも難しいので手を出さない方がいいでしょう。
ブランド・ヴィンテージアイテムを買うべきか
Photo by Gerry
ジーンズに関しては、ヴィンテージ物にはその希少性を見出してコレクターが集まります。
なので、数十万から百万円程度のボロボロのジーンズが平気で取引されていたりするもの。
こういったものを「おしゃれ」と勘違いして初心者は手を出してしまいがちですが、気をつけましょう。
ヴィンテージアイテムは、それを着こなせるコーディネート力や、その歴史などに精通した人だからこそおしゃれに着こなせるもの。
初心者が手を出せば、ただ単に「きったねえジーパン履いてるヤツ」になりかねません。
また、ヴィンテージアイテムの魅力は何といってもその使い込まれた感じなんですが、あくまでジーンズは「その人が履いてきた歴史」を表すようにサイズ感や色落ちが決まってきますから、ヴィンテージ物はあなたにとってのジャストフィットアイテムではありえません。
それよりは安くても自分で育てられるリジッドデニムを用意して、数年かけて育てて行ったほうが何倍も価値があるように思います。
おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ
女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。
気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。
自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。