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人は何歳から「大人」になるんでしょうか。
日本の法律でいえば20歳はもう大人という事になります。
でも20歳の大人と60歳の大人が、どちらも同じ「大人」という言葉でまとめられてしまうのは、なんとも不思議な感じがしますね。
時代の背景を考えると、昔は人の寿命も短かった為に、20歳で相当な大人として扱われた事が関係していそうです。
でも現代において20代なんて、まだまだ遊びたい盛り。
身分は大人だけど、心も体もまだ大人にはなりたくない!という思いが強いものです。
これが30歳を過ぎたあたりから、なぜか大人の自覚が芽生え始めてきます。
それは仕事に対してだったり、家庭に対してだったり、友人関係でもそうかもしれません。
これがファッションにも影響してくるのだから面白いものです。
また、人によって「大人」の線引は違うとは思いますが、共通する大人ファッションのポイントは存在するのも事実。
そこで「大人のメンズファッションのポイント」についてまとめてみました。
大人のメンズファッションのポイント
20代と30代で大きな分かれ目が来る!
先述の通り、(人によって違いますが)30代になると急激に「大人」を意識する人が増えます。
ファッションにおいては10代と20代はそこそこ似たような傾向があり、30代と40代、40代と50代、50代と60代も似たような傾向があるのですが、「20代と30代」には大きな分かれ目があると言っても過言ではありません。
極端に言えば、おしゃれファッションは「10~20代」と「30~60代」の2つに分ける事ができるイメージです。
10~20代ファッションは「若さ」
実は10代や20代はそこそこ適当な洋服でもおしゃれに見えます。
これは「若さ」という最強の武器がおしゃれを手伝っているからなんですね。
若いというのはすごいです。勢いがあります。
原宿にいる奇抜な服装の子たちがなんとなくおしゃれに見えるのも、若さによる部分が大きい。
同じ服装を大人がやってしまうと・・・「ちょっと変わった人」という評価では済まないかもしれません。
また、若さというのは顔や体型にあらわれるもの。
身にまとっているものがちょっとぐらいボロだったとしても、中身で押しきれるぐらいのパワーがあります。
※極端な例で言えば、赤ちゃんはどんな服装をしてても可愛いというのに近い感じです。
問題は若いころにこういった「パワーゴリ押し」のファッションで生きてきた人が、30代を超えた時。
同じような服装をしていても、なかなかに年齢不相応な感じになってしまいます。
自分は自分の顔や体型は毎日鏡で見ているせいで、30代を過ぎてくると明らかに顔つきや体つきが大人の、いやオジサンのそれになっているという事に気づけません。
でも気づかないだけで確実にオジサンになっているんです。
若いという事はそれだけで強力な「パワー」でした。
オジサンになるということは、そのパワーがなくなります。
ボロを着ていれば、それはそのままボロに映るわけです。
大人ファッションのポイントは「清潔感」
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では30代を超えた大人のファッションは何に気をつければいいか?というと、もう答えは見えていますね。
そう、「清潔感」です。
ヨレヨレの服を着ていてもおしゃれだったのは若いころまで。
少し褪せた色のジャケットを着ていてもおしゃれだったのも若いころまで。
大人になると周りの人はそんな服装に「清潔感がない」と思うようになります。
逆に言えば、清潔感さえあれば、どことなくおしゃれな大人に見えるものです。
まずは髪型から。
伸びきってしまった長髪では清潔感がありません。自分が似合うと思うより少し短めぐらいの方が清潔だったりします。
※好きで長髪にしている人を否定するつもりはないです。問題は放っておいて伸びてしまっただけの人。
洋服は高級な物じゃなくていいから、新しく綺麗なものを選ぶようにしたいところです。
洋服のヨレや色あせは、実は自分ではなかなか気づけません。
特にお気に入りの洋服なんかは着る頻度も高くなっていて、すぐに褪せてしまいがち。
でも日々着ているせいで、その色あせに気づけないなんてこともあります。
ジャケットなら表面と内側の色の差を見てみたり、襟元の折れている内側と外側の色の差を見てみると一目瞭然。
もしあなたがちょっとでも「あせてる」って思ったのなら、周りの人はそれ以上に色あせを感じていることでしょう。
逆にいつも真っ白でピシッとしたシャツを着ている人は、たとえ激安量販店のシャツだったとしても清潔さの印象がついておしゃれに見えるということです。
さらにもう一歩踏み込んで
じゃあ清潔な服装でいれば、それだけでおしゃれかといえば、なかなかそうとは言えないのが難しいところでもあります。
とはいえ、清潔であるという事はベース部分になってきますので、「年齢にあった服装」かつ「清潔である」のようなイメージになってきますね。
また、もう一歩踏み込めば「自分の体型にあっている」「自分の顔にあっている」「自分の肌の色にあっている」などもさらなるおしゃれを目指せる要因になってくるという事です。
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女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。
気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。
自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。