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Photo by Skinny Casual Lover

あくまで僕の場合ですが、高校生になって中学生の頃と一番変わった事は何か?と考えると、まわりの友人たちの服装が突然変わったように思います。

女子たちも中学生の頃のような野暮ったい子たちばかりじゃなく、午後の授業ではお化粧をしてめちゃくちゃキレイになっている子なんかもいて。
そんな女子の目線をいち早く気にし始めたヤツらから、どんどんおしゃれになっていった感じ。

それでみんな追い付け追い越せで、それまで服になんて興味がなかった友人ですら「どうしたらカッコイイか」を追求するようになっていきました。

ただ、当時はファッションについて教えてくれる人がお母さんぐらいしかいなかった。
そのため僕らはファッション誌を片手に手探りでモテファッションを探すしかありませんでした。

それに比べて今はいい時代になりました。
ちょっとネットで調べたらわかるわけですからね。

大人になった今、当時の僕に言えるのは「おしゃれを間違えないように!」ということ。

そのあたりについてまとめます。

男子高校生はモテファッションの夢を見るか

自分が思うおしゃれと、人が思うおしゃれは違う

まず第一に勘違いしてしまいがちなのが、「自分がカッコイイと思う服装」が「女の子にモテる服装」だと思ってしまうことです。

たとえばテレビのドラマで俳優さんが来ていたロングコートがカッコ良かった。
映画の主人公がタンクトップにミリタリーパンツでワイルドだった。
漫画のキャラクターが全身黒ずくめでクールだった。

こういうのってとてもカッコよく映るものです。
大人になった今でも「いいなあ。かっこいいなぁ。」なんて憧れます。

でももし、まったくその同じ服装が出来たとして、あなたが全身を鏡で見て「カッコイイ!」って思ったとしても、果たしてあなたの周りの人達がそれをカッコイイと思うかどうか?

それはなかなか微妙なところだったりします。

先日、藤田ニコルちゃんがテレビ番組のロンハーの企画「奇跡の一枚」で物凄く可愛く変身していました。
出演している男性陣はみんな「そっちの方がいい!」って言うのに対して本人は「私はいつもの方がいいと思う」と言っていたんです。

自分がいいと思っているファッションが必ずしもみんながいいと思うファッションではないという事に注意が必要です。

あくまで自分の姿、年齢に似合ったものを

さらに言うと、テレビや映画の俳優、ファッション誌のモデル、漫画のキャラクターというのは、一般的な男子高校生のような顔や体型をしていません。
どちらかというともう少し大人っぽい人ですし、スタイルは完璧な人たちです。

その人達の表面的な服装だけ真似をしてしまうと、逆に似合わない・ダサいという事に成りかねません。

イメージが沸かない人は、ぱっとしないオジサン俳優を思い浮かべてみてください。
例えば頭がハゲあがってて、デブで短足で・・・。
頭のなかでその人に、あなたが憧れるファッションを着せてみるとわかりやすいのではないでしょうか。

おしゃれであるという事は、あくまで「その人に合っている」ということが前提になります。

一点にこだわらない

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Photo by Maria Morri

そしてこれがかなり重要なポイントなんですが、年齢関わらずモテない人・おしゃれじゃない人は全身コーディネートではなく一点にこだわる傾向があります。

たとえば高級な腕時計やブランドのベルトなど、その一点だけに集中してしまっている感じ。

僕が高校生の頃もクラスでやけにブランドの話をしているヤツがいたのを思い出します。
彼がモテたか・・・?というと、そんなことはありませんでした。

高級なものやブランド品って、高価だからかなんとなく「これさえ持ってればおしゃれ」というような魔法がある気がしてしまいます。
でも絶対にそんな事はありえません。

全身安ファッションでモテる人がいるのに、全身ブランドでかためてもモテない人がいるのが現実です。

じゃあ、どんなファッションがいいのか

ダメなファッションの例はわかった。
じゃあどんな服装をしたら正解なのか?

これはなかなか難しいんですが、その本当の答えは女子が持っています。

女の子が「こんな服がいいよー」って言う服。
僕らから見ると結構「えっ、こんなのがいいの??」ってヤツだったりする。

僕も結婚する前に奥さんと付き合っていた時、自分のキャラクターに全然合わない服を勧められたものですが、実際に来てみるとなんとなくおしゃれだった覚えがあります。

でも、モテファッションの正解は女子が持っているなんて言われても、それを聞けたら苦労しないんですよね。

そう思ったら結局は自分で探すしかないんですが、ここでファッション誌が活躍してきます。
ファッション誌は先程も書いた通り、顔も体型も年齢も違う人がモデルに起用されているので、そのままでは参考にならない。

参考にするのは「全身コーディネートのイメージ」です。

たとえば、上下の服の色のバランスだったり、洋服デザインパターンの組み合わせだったり。
インナーとアウター、トップスとボトムスでコントラストを出すとおしゃれだな・・・とか、チェックのシャツには無地のパンツをあわせるんだな・・・とか、そういう全体像をぼんやりと学べばOK。

そして自分で探す際のポイントはこれらを念頭において、さらに「奇抜なことをしない」「背伸びをしない」「子供っぽくもならない」、そして「自分の体型にしっかりあった服を選ぶ」という事に注意すればおしゃれに仕上がります。

※街角スナップ的なのを見ると原宿あたりの奇抜なファッションの子が取り上げられてて、なんとなくおしゃれに感じますが、雑誌に取り上げられるおしゃれとモテるおしゃれは別だと理解しましょう。

おわりに

男子高校生に向けたおしゃれなモテファッションについて書いてきました。
結局は普通でキレイ目な服を選ぶのが一番なんですが、それってなかなかわかりづらいんですよね・・・。

ただ、こんな事を書いておいてなんですが、オジサンの経験からするとモテるかモテないかはファッションだけでは決まらない部分もあるので、服装だけじゃなくて中身も磨くようにしたいところです。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。