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Photo by South African Tourism

街を歩いていて「おしゃれだなぁ」って思える人って、男女ともに見かけると思います。
それと同じぐらい「おっしゃれー(笑)」って思っちゃう人も見かけます。

その違いは何なんでしょうか。

※ちなみに「だっせー」って思える人は少数で、あとは「普通」って人が多いですね。

これは「おしゃれをはきちがえてる」という事から起こっていると言えます。
どういうことかまとめました。

「おしゃれ」をはきちがえている

そもそもおしゃれっていうのは、とらえどころのない言葉です。

人それぞれ「おしゃれ」と感じる部分は違いますから、例えばスーツにダウンジャケットを重ね着して「おしゃれ」って思う人もいれば「ダサい」って思う人がいても仕方がないこと。

とはいえ、より多くの人が「おしゃれ」と思うおしゃれさにはポイントがあるのも確か。
同時に、より多くの人が「おしゃれ(笑)」と思うのにもポイントがあります。

これらのポイントは同じもの。それは「さりげなさ」です。

本当におしゃれな人はさりげない

おしゃれだな、センスがいいなと思える人は、その服装に「さりげないおしゃれポイント」が隠されているということ。

あえて言葉にするなら「気づく人は気づくけど、気づかない人には気づかれないおしゃれさ」みたいなところです。
逆に「おしゃれ(笑)」な人は、「あからさまなおしゃれポイント」を仕込んでいる事が多いです。

たとえばアクセサリーで考えるとわかりやすいです。
おしゃれな人はさりげなく、見えるか見えないかといったようなネックレスをしていたりしますね。
ふとした時にチラリと見えて「あっ、今気づいたけどこのネックレス素敵だな」って思われるような感じで。

でもおしゃれ(笑)な人だと、出会ってすぐに気づくような派手なアクセサリーをつけていたりするものです。
そしてそれをこれ見よがしかにアピールしていたり。

アクセサリーは本当に危険で、本来「つけなくてもいいもの」。装飾品です。
じゃあなぜつけるのか?と言うと「おしゃれの為につけました」と自分で言っているようなもの。

だからこそ物凄くセンスを問われるアイテムなんですね。

以前出会った人が「せっかく良い物持ってるんだから周りの人にわかるようにしないと!」って言っていたのを聞いて、そういう考え方もあるのかと思いましたが、おしゃれかどうかで考えると微妙です。
「良い物を持っていたらおしゃれ」というわけではないから。
そのアイテム単体でおしゃれになることなんてありえないので、当然それを見せびらかす事がおしゃれには繋がらないわけです。

おしゃれな人は語らない

おしゃれな人はあくまでさりげなくおしゃれをすることができるので余計な事は話しません。
反面おしゃれ(笑)な人は、おしゃれについて語りがち。

僕は高校生の頃おしゃれ(笑)な友人に「おまえはどこのブランドが好きなの?」という馬鹿げた質問をされた事があります。
彼は雑誌で覚えたブランド名やアイテム名を並べ立て僕を圧倒してきました。
また、中学の頃にクラスで一番アタマが良かった子が「私は○○の服しか買わない」というような事を繰り返しアピールしていたのを思い出します。

大人になった今、やっぱりちょっとスマートじゃなかったよねと思えます。

決してブランドやアイテムについて詳しくなることが悪いわけではないんですが、その知識を自慢したりそのアイテムを所有しているということを自慢するのは、どうもおしゃれとは言えません。

カッコイイ、おしゃれな人ほど、自分からは自分のファッションについて自慢するような事はしませんでした。
あくまでおしゃれはさりげなく、その人についてまわるだけのものに過ぎないという事です。

賢い人や、おしゃれじゃない人ほど「知識」をつけたがるのですが、本当におしゃれな人は最低限の知識で問題ないと言います。
例えば「首に巻くもの」がマフラーだろうがストールだろうがスヌーブだろうがどうでもよくて、それが自分に似合っているかどうか?で判断できるのがおしゃれな人です。
おしゃれになりきれない人は「これは○○が××だからマフラーではなくストール」みたいな細かい部分に気を使いがち。

木を見て森を見ることができない状態とも言えます。

あなたを「おしゃれかどうか」で判断するのに、「マフラーだからおしゃれ、ストールだったらおしゃれじゃない」みたいな事はありませんし、「バーバリーだからおしゃれ、ユニクロだったらおしゃれじゃない」みたいなブランド感も関係ありません。

おしゃれは普通の延長。

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Photo by GoToVan

じゃあおしゃれっていったいどういうこと?と言うと、おしゃれな人を見れば一発でわかります。
それは「普通の延長線上にある」ということです。

本当におしゃれな人は奇抜なことをしません。
普通なのにカッコイイんです。

これは「イケメンだから何を着てもカッコイイ」というわけではありません。
イケメンでもクソダサい人を知っています。

「体型がいいから何を着ても似合う」というわけでもありません。
確かに体型は服装を左右しますが、体型イケメンなのにダサい人もたくさんいます。

「日本人は何を着ても似合わない。洋服は西洋のものだから」という人は一生着物でも着てなさいって感じです。

イケメンじゃなくても、体型がカッコ良くなくても、ましてや日本人でもおしゃれになる方法はあります。
それが「普通の延長線上」なんです。

ファッション誌を見ても学べない

普通に、間違ったおしゃれをしなければ「超おしゃれ」にはならなくとも「ダサい」にもなりません。
まずは「普通におしゃれ」を極めた上で、少しだけトレンドアイテムに手を出してみるとか、差し色を使って遊んでみるとかすればいいんです。

「普通におしゃれ」というのは、ファッション誌を見ても学べません。
ましてやファッションショーやテレビの街角スナップのコーナーを見てもダメなんです。
彼らはそのもう一段階上の「超おしゃれ」「ハイセンス」の位置にいるから。

じゃあどうすればいいのか?

その答えは3つ。

  • シンプルであること
  • ジャストサイズであること
  • カラーコーディネートが普通であること

たった3つ、これだけを意識すればいいんです。

シンプルでない服(デザイン性の高い服や柄物、キャラクター物)は、コーディネートの妨げになりますし、ピチピチすぎる服やダボダボ過ぎる服は「着られてる感」が強く出がち。

カラーリングは全身を同じ色で統一するなどさえしなければいいんです。

こういった基本を抑える事で「普通におしゃれ」を作ることはできるということです。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。