Photo by Marc Milligan
洋服をコーディネートする際、首元って意外と気になるものです。
襟の付いたシャツを着ると一枚でも似合うんだけど、丸首のTシャツだとなんだかダサい・・・なんて経験はありませんか?
実は首周りがコーディネートに与える影響って大きいんです。
おそらく首から上と首から下を一連の流れとして見せるか、別パーツとして見せるか、という違いなのではないかと思いますが、難しいことは抜きにしても「首周りに何かがある」というのは、それだけでおしゃれに見せるハードルを一つ下げていると言えます。
街中で「おしゃれだな」って思う人を観察すると良くわかりますが、首元を自然に飾っている人ばかり。
それだけ首元のおしゃれは重要だといえます。
といったわけで、首元を飾れるアイテムについてまとめました。
基本中の基本、襟付きシャツ
襟のついたシャツは首元をおしゃれにする基本中の基本です。
スーツ姿の男性がカッコイイと言われる理由の一つがこれだと思います。
スーツの時は必ず中にYシャツを着ていますから、自然と首元が襟で飾られるわけですね。
休日のお父さんが、トレーナーにチノパンといったスタイルのコーディネートをしていた場合も、トレーナーの下にインナーシャツとして襟付きのアイテムを選ぶだけで一気に「好青年風お父さん」に早変わりするのは想像しやすいのではないでしょうか。
襟がついたシャツはとても便利で、一枚着で来ても様になりますし、テーラードジャケットやチェスターコートなどのフォーマル寄りなアウターにはもちろんのこと、パーカーやダウンジャケットなど完全カジュアルなアウターにも合わせられる万能アイテムと言えます。
その上首周りもおしゃれにまとめてくれるなんて、使わない理由がないです。
ストール・マフラーでボリューム感
テーラードジャケットにTシャツのような着こなしの人も、ジャケットを羽織った上からストールやマフラーで首元をボリュームアップすることで上手におしゃれなコーディネートをしています。
ストールは女性が肩からかける薄手の防寒具ですが、最近は男性も気軽に首に巻いていておしゃれですね。
マフラーは冬の定番アイテムです。
いずれにせよあまり柄が入ったものは選ばず、全体のコーディネートに合うようなカラーリングの物を選んでおけば間違いなし。
ただし「マフラーはいいけどストールはちょっと・・・」という女子もいるので、女子ウケを気にする場合はストールは選ばない方がいいですね。
巻き方については自由ですが、なるべく首元にボリュームが出るように巻けるとベター。
片方の肩側からかけて、首を1~2周まわすだけでラフに着こなした感をだしたうえでボリュームがある巻き方になります。
わからない場合は最初から形が作られているスヌードを取り入れるのもおしゃれです。
ハイネックパーカー
よりカジュアルなファッションでいえば、ハイネックパーカーもオススメ。
パーカーの首周りの高さを出したタイプのもので、ジーンズにハイネックパーカーというスタイルだけでも様になります。
ややパンクっぽいファッションで、どちらかというと若者向きな感は否めませんが、カッコ可愛い感じで攻めたい人にはちょうどいいかも。
ネックレス・ペンダント
首周りのおしゃれというとネックレスやペンダントを思い浮かべがちですが、これらはあまり役にたたないと思った方がいいかもしれません。
まずネックレスは基本インナーの下に付けるものですから、見えたとしてチラ見程度。
全体的なフォルムとしての首周りを飾ってくれるアイテムにはなりえません。
女子ウケを考えてもあまりゴツゴツしたネックレスはNGです。
そしてペンダントも首からかけられるおしゃれアイテムですが、アクセントでもあるペンダントトップは首ではなく胸にきますので、やはり全体的なフォルムで見ると首周りを飾ってはくれません。
小顔に見せる効果もある首周りのおしゃれアイテム
Photo by Emily Elisabeth
首周りに効果的なアイテムを配置すると、顔が小さく見えるという利点もあります。
「顔の大きさをきにするのは女子だけ」なんて思っていると損しているかも。
丸首のTシャツが似合わない人は、相対的に体に比べて頭が大きい可能性があるからです。
「せっかく着たいTシャツがあるのに、Tシャツは似合わないから着られない」
なんてことが、首周りにストールを巻くだけで似合うようになっちゃうんだから不思議。
顔の付近にボリューム感のあるものがあると、そちらに目がいって顔の印象が薄れるのかもしれません。
写真を撮る際に女性が顔周りに手を置くのは、こういう理由があったんです。
ストールの女子ウケが悪いワケ
最後に首周りおしゃれアイテムのストールが、なぜ女子からのウケが悪いのかについて。
実は女性も男性のストールについては「おしゃれ」だと思っています。
が、「おしゃれすぎ」っていうところが引いてしまうポイントなんだそうです。
本当におしゃれな人はさりげなくおしゃれを出すんですが、ストールだと前面に出過ぎてしまったのかもしれませんね。
その点マフラーだと「防寒具」として使用しているわけなので、あえて「おしゃれ」として使っていない点が好感を与えるのかもしれません。
おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ
女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。
気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。
自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。