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よく「今年流行る服はこれ」とか、「今年の流行カラー」とかを耳にします。
旬のアイテムとか、トレンドとかも言いますね。
トレンドとは「傾向」「動向」を意味する、世の中の人の”動き”を指す言葉です。
実はこのトレンド、「自然に流行っているのではない」という事をご存知でしょうか。
トレンドは自然発生しない。発信する人がいる。
流行には発信元となる人(組織)がいて、この人たちが上手にみんなを流行に乗せて、経済を回しているわけです。
都市伝説でもなんでもありません。(笑)
有名どころではアメリカの「PANTONE」という会社が毎年「今年の流行カラー」を発表していますね。
ファッションに感心の高い人は「今年はこの色が流行るぞ」という情報を受けて、いち早く取り入れていくことになります。
流行には順番があって、一番おしゃれな人がしだした服装を見て、二番目におしゃれな人が真似をして・・・というのが繰り返されていき、最終的におしゃれでも何でもない人にまで行き渡る前にそのトレンドは終了します。
数年前にMA-1ジャケットが流行しだした時の事をよく思い出します。
ファッション誌がこぞってミリタリージャケットを取り上げて、おしゃれなヤツらから私服に取り入れていきました。
そのうち街の安い「ヤング洋品店」にもMA-1が並ぶようになり、中学生たちも着るようになって、最終的にはおばちゃんやおじいちゃんが着るようになりました。(もしかしたら子供のおふるをもらったのかもしれないけれど)
その頃に流行の先端にいた人たちはもう既にMA-1になんて見向きもしていなかったんですね。
つまり、流行の先端にいる人たちは社会に一大旋風を巻き起こすキッカケをつくって、それをどんどん繰り返していっているわけです。
トレンドアイテムの取り入れ方・注意事項
トレンドアイテムはそれだけでおしゃれ・最先端な印象を与えます。
なので、手軽にファッションを洗練させてくれる魔力があるのも事実です。
そういった事から、おしゃれ初心者こそトレンドアイテムを積極的に取り入れていきたいところです。
ただし注意したいのは着こなし方や配分について。
例えばファッション誌で取り上げられているような着こなしをそのまま真似ただけだと、自分の体型や顔にあっていなかったり奇抜に映ってしまったりする可能性があります。
また、トレンドだからといって全身をトレンドで固めるような事をすると、若干うるさく感じてしまい「逆におしゃれじゃない」と思われがち。
トレンドアイテムの上手な取り扱い方は「あくまでさり気なく」が基本です。
例えば定番アイテムで固めた服装に、ポイント的にトレンドアイテムが入るなどが理想的。
「あいつ、普通なんだけどおしゃれだよな」と言われるスタイルを目指したいですね。
スタンダードな服装と併用して、旬な小物でトレンドを取り入れるのが賢い方法かもしれません。
2016年のトレンドアイテム
2016年のトレンドは、「デニム」と「アーシー」ですね。
デニム
デニムはGジャンやデニムシャツなどをうまく組み合わせればOK。
若い人ならウォッシュ加工のデニムもいいですが、ミドルエイジ以降はおしゃれに見えない可能性もあるので注意。
また、ファッション誌などで「デニムonデニム」がおしゃれとして取り上げられたりしています。
雑誌に載っているのはとてもおしゃれに見えますが、個人的には初心者が手を出すべき分野じゃないと思っています。
アーシー
2016年に注目されているカラーは「ベージュ」「カーキ」といった色合いです。
これはアーシーカラーと呼ばれ、大地や自然の色合いをイメージしているもの。
カーキのジャケットやベージュカラーのスニーカーなんかを普段のファッションに組み合わせるだけで今年っぽくなりそうです。
流行を知るにはショップを見れば一目瞭然
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トレンドは毎年変わるので、その都度調べなきゃいけないの??って思う方がいるかもしれませんが、
その年のトレンドの答えは簡単に知ることが出来ます。
それはショップを見ること。それだけです。
例えばショッピングモールなどで2店3店服を見て回ると、
「あれ・・・?このジャケット、どこの店でも置いてたな・・・」とか、
「なんかこの色ばっかり推してるぞ・・・」とかに気が付きます。
それがトレンドアイテムです。
ファッションブランドもセレクトショップも、”売れる服”を店頭に並べたいわけですよね。
お店にとって黙ってても売れるものは「定番アイテム」と「トレンドアイテム」。
売れるものをより多く売るのは商売の鉄則ですから、どこのお店でもよくみかけるアイテムが「トレンド」だということです。
また、ショップスタッフが着ている服に目を向けるのも一つの手ですね。
彼らは動くマネキンみたいなものですから、当然おしゃれなトレンドアイテムを身につけています。
店頭に見に行かなくてもネットショップで確認できる
同じことがネット上のショップでも起きています。
つまり、ファッション系ネットショップを2~3店確認してみて、だいたいどこでも前面に押し出しているアイテムこそが「トレンド」ということ。
特にネットショップだとファッション誌のようにコーディネート例を出してくれているところもあるので勉強になりますね。
トレンドアイテムは安価に調達しよう
最後に、流行は必ず繰り返されます。
これは仕掛け人が面白がってやっているんだと思いますが、必ず何年前かに流行ったものがリバイバルされてトレンドに取り入れられるわけです。
最近もMA-1ジャケットがまた流行しましたが、あれだって20年前ぐらいに流行ったものが繰り返されました。
トレンドはサイクルが早いので、いいものを買ってもすぐに使えなくなります。
例えば今年買ったアイテムが来年に使えない(使ってもいいけど、「まだあれ着てるぜ」って言われちゃう)なんてのが普通に起こりえます。
そう思うと、トレンドアイテムに高額投資しても、次に着られるのは20年後、なんてことがザラなわけです。
※その頃には若干デザイン変更などがあって「あいつが着てるの、なんか古くね?」みたいなことも。
なので、トレンドアイテムはなるべく安価に調達したいところですね。
先に挙げたネットショップなどは比較的安価にトレンドアイテムを買うのに適しているので重宝します。
おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ
女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。
気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。
自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。