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Photo by Richard, enjoy my life!

服を買う際、「どこで買った服なのか」を気にする人も少なくありません。
特に高校生ぐらいの頃はそういったブランド性、つまり「どこで買った服か」「誰がオススメした服なのか」といったところに意見が左右されやすいもの。

そうなると「通販サイトで服を買う」ということが、なんとなく気恥ずかしいという人もいるのではないでしょうか。

ただ、結論から言ってしまうと、通販サイトで服を買うことは現代においてなんら気負うようなことはありませんし、むしろ「どこで買ったのか」に捕らわれすぎる方がダサい可能性があり、注意が必要です。

ネット通販で買うことは決して世間体が悪くない、その理由

僕が高校生の頃の話なのでもう20年近く前のことですが、当時は「BEAMSで買った」「UAで買った」などが一種のステータスになっていました。
当然企業側もそれを理解しているので、服を買った時にショップブランドがわかるような袋に入れてくれたものです。

そしてその袋に体操着を入れて、高校に通ったんですね。
さも「僕はビームスで服買ってます」とアピールするかのように。

それぐらい「どこで服を買っているのか」は重要でした。

なぜそうなってしまうのか?というと、ファッションに対しての造詣が浅いからとしか言えません。
つまり、高校生になってやっとおしゃれに目覚めた僕らには、「何がおしゃれで何がおしゃれじゃないのか?」がわからなかったんです。

人はそういう時に何を指針にすると思いますか?
答えは「権威」です。

おしゃれにおける権威

例えば、クラスのモテるヤツとかオシャレなヤツが語る”おしゃれ論”こそが絶対になってしまうんですね。

じゃあそのオシャレなヤツが参考にしているのは何かというと、結局はファッション雑誌とかモデル、セレクトショップのスタッフという「権威」だったりするわけです。

「彼が言ってるんだから間違いない」という発想、なんとなくわかるのではないでしょうか。

前述のBEAMSの袋の件も同じで、最初に始めたのはやっぱりクラスのおしゃれなヤツだったんですね。
「おしゃれなあいつが体操着をBEAMSの袋に入れてきたぞ!あれをやったらモテるんじゃないか・・・」と考えて、みんなこぞって真似してしまいました。

つまり、なぜ「どこで服を買っているのか」が重要なのか?というと、その答えは「おしゃれなヤツがどこで服を買っているのかを重要視しているから」ということに他ならないわけです。

おしゃれってどういうこと?

ただ、残念なことに、彼らが参考にするファッション誌やショップスタッフの情報というのも、さらにその上の権威によって操作されているものなんですね。

例えばその年のトレンドアイテムというのは自然と流行るのではなく、ファッション業界の権威たちが「今年はこれを流行らせよう」と決めているのを知っていますか?

要するに、そういう流れに身を任せることを「おしゃれである」と思っているということに過ぎないわけです。

もちろんそれを否定するつもりはありませんが、おしゃれって本当にそういうことでしょうか。
高校時代の友人は数万円するというアルマーニのベルトをおもむろに自慢していましたが、彼には全く似合っていなかった。
それでも彼のことを「おしゃれだ」と言えるのか?と問われても、僕にはそうは思えませんでした。

結局のところ、おしゃれかどうかは「どこで買ったのか」ではなく、「その人に似合っているかどうか?」の方が重要だということ。
逆に言えば、似合っていなかったらどれだけ高級な物を身に着けていてもダサい可能性が高いわけです。

セレクトショップの重要性

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Photo by Yaniv Yaakubovich

「じゃあ自分に似合えばスーパーで服を買ってもいいんだ」と、極論を言えばそういうことになりますが、実は服には「服そのものが持つカッコよさ・ダサさ」というのがあるのも事実で、セレクトショップが取り扱う服はここのクオリティが上がる傾向にあります。

言い換えれば、スーパーや廉価ショップで買う服は「ダサい要素」がかなり散りばめられているということ。
それこそおしゃれ初心者が着ようものなら、一発でダサくなってしまう可能性が高いわけです。

「自分に似合うかどうか」「全身トータルコーディネートがバランスよくできているか?」がしっかりしていたとしても、アイテム自体がダサかったら、やっぱりダサいファッションになってしまうということ。

ではなぜセレクトショップはダサいアイテムが少ないのか。
それはセレクトショップはファッションに造詣の深いバイヤーがアイテムを厳選して仕入れているから。

だからBEAMSのようなセレクトショップで購入することが重要なんですね。

ネット通販でも同じ

これらのことはネット通販でも同じことです。
ネット通販で買うからダサいのではなく、ダサいアイテムしか取り扱わない店で買うからダサくなるのであり、
ダサくないアイテムを買ったとしても本人に似合わなければ、または全身で見た時にバランスが悪ければ、それはダサくなるということ。

ではどうすればいいか?というと、結局は「どこで服を買ってるかは知らないけど、アイツかっこいいな」と思われる存在になるしかありません。
でも、そんなの一朝一夕で出来るような話ではないですね。

近道としては、ネット通販のコーディネート例やショップのディスプレイを観て、そのまま全身の服を買ってみること。
通称”マネキン買い”を繰り返していくうちに、自分の感性が鍛えられていくので、そのうちスーパーの服ですら着こなせるようになるという寸法です。

これはBEAMSやUAのようなセレクトショップでも同じことです。
ただ、そういったお店でマネキン買いを続けていたらいつか破たんしますので、比較的安価なネットショップの方がオススメと言えるかもしれません。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。