Photo by Ryo FUKAsawa
モテたいモテたい・・・そう思っている方はまず、モテるって何?ってところから考えてみてください。
果たしてあなたは、誰からもチヤホヤされて女性を選り取りみどりにできる男性になりたいと思っているのか、
それとも誰か特定の女性と懇意になりたいと思っているのか。
もし前者であれば、それは生まれ持った才能と容姿が関係してきますから、難しい・・・いや無理だと考えてください。
でももし後者であれば、いくらでも可能です。
現にイケメンじゃなくても、いやブサメンだったとしてもめちゃくちゃキレイな人と付き合っているなんて例を何件も知っています。
モテる為にはイケメンじゃないといけないとか、コミュ力が必要だとか、おしゃれでなければならないとか、いろいろな条件をご存知かとは思いますが、僕はそれを全部覆せる例を知っています。
イケメンじゃなくてもコミュ力がなくても、おしゃれじゃなくてもモテている人は実際にいるんです。
イケメン=モテるという子供じみた発想
自分がモテないと思い込んでいる人の中に多いのが「イケメンだったらな・・・」というもの。
そもそも顔が良かったらモテるなんてのは、本当に子供じみた発想です。
「僕のおつむは子供です」と言っているようなもの。
そりゃ僕ら男性だってアイドルとか綺麗なタレントさんを見ると「いいなあ」とか「綺麗だな」って思いますよね。
でも「その人と付き合いたい」とかはまた違う感情だと思いませんか?
そもそも女性は男性を容姿ばかりで選びはしません。
女性は男性のどこをみるのか
初対面の時、当然顔や服装は最初にパッとチェックする項目ではあります。
でも女性はそこで「イケメンだな・・・彼との間にならイケメンの子供が生まれてくれそう」なんて思いません。
もっともっと自分本位に考えています。
「しっかりとした服装だな・・・ちゃんとTPOをわきまえられる人なのかもしれない」
「どことなく品があるな・・・社会的にある程度の地位がある人なのかも」
などなど。
要するに、その人と付き合ったり結婚したりという将来を考えた時に、自分に不利益を与えない人かどうか?と判断するわけです。
だから例えば、イケメンだけど髪型がぐちゃぐちゃだったり、どことなく不潔感があったりする人よりは、イケメンじゃなくても清潔感があってまともそうな人の方がいいというわけ。
”将来的に自分を大切にしてくれるかどうか”を見ていると言っても過言ではありません。
その最低限のファクターとして、ファッションがあるわけです。
必要以上にオシャレじゃなくてもモテるのは、清潔な服装をしていればその人の人となりがわかるから。
自分大好き系男子はモテない
だから、「この人は私のことより自分のことが大好きなんだろうな」って男性はモテません。
人間なんてそりゃ自分以上に可愛い存在なんていませんが、
ウソでも「僕は自分よりもあなたの方が大切」って思わせてくれる人に惹かれるというのは別段変な話ではないでしょう。
よく、告白する際にモテない男ほど”自分語り”をしてしまうという話を聞きます。
自分がどれだけあなたの事が好きか。
あなたが付き合ってくれなかったら自分がどれだけ悲しいか。
自分は将来こんな事がしたいと思っている・・・などなど。
告白されている女子からしたら・・・「知らんがな」ってところです。
これは物を売る営業マンとかも同じなんですが、「これを買ってもらえないとノルマが達成できないんです・・・」なんて言っている人からは絶対買いたくないと思いませんか?
なぜならその人は、その人の利益になる事しか話していないから。
もっと「これを買ったらあなたにこんな良いことが起こりますよ」って言ってくれる人から買いたいですよね。
女性も告白で知りたいのは、あなたと付き合う事でどんな良いことがあるの?ってことです。
それは告白に至るまでの過程で、出会った時からの言動や服装などを見ても判断しています。
告白は終わりじゃない
Photo by Mark Guim
日本人の考え方だと、気になる異性に告白をすることって一世一代の賭けじゃないですか。
でもこれ、外国人だと違うというか、そもそもアメリカとかだと「告白」っていう概念がないんだとか。
プロポーズならありますけどね。
よく、「好きの反対は『嫌い』じゃない。好きの反対は『興味がない』だ。」って話を聞くと思います。
女性は基本的にこの感情が適用されるというか、男性に対して「いいひと」って思うことはあっても、なかなか「好きかも」って思いづらい生き物なんですね。
男性は逆で、ちょっと可愛い顔、可愛い仕草の女子を見ちゃうと「好きィ!」ってなっちゃう。
だからちょっとでもその子と仲良くなろうもんなら「この子、俺のこと好きだろ・・・」って思っちゃうんです。
でも実際、その時の女性の感情はドライなもんですよ。
告白しようもんなら「友達としては好きだけど、異性として見たことはなかった」みたいな事を言われちゃうわけ。
でも、そこで終わりじゃないんです。実はそこが始まり。
女性は告白されて初めて「あ、○○君って私のことをそういう風にみてたのか」って気づきます。
つまり、それまで意識してなかったのに告白をされても、いきなりは付き合えないけれど、そこから意識をしていっちゃう可能性はあるということ。
そう思うと、モテる男性ほど「僕はあなたに気があります」っていうのを上手に女性に伝えているという事なんじゃないでしょうか。
中学生の頃に女子にモテた男子がどんなヤツだったか覚えてますか?
イケメンでも何でもなく「女子と普通に話せたヤツ」だったりしませんでした?
思春期に男性は女性を意識しすぎてしまって、変にカッコつけて近づかなかったりしますね。
そんな中自分に近づいてくる男性がいたら女性はどう思うか?ってことです。
おわりに
男性と女性は異性に求めるものも、異性に対して感じることも全然違います。
男性はどちらかというと「一緒に連れていて自慢する為に女性と付き合う」という部分が強かったりします。
その為、容姿の優れた女性だったり、気が利く女性・・・つまり「お前の彼女最高だよな」って言われるような女性に近づきたいんですね。
でも女性はそうではなくて、いかに自分を守ってくれるか、大切にしてくれるかを見るわけです。
それを判断する材料としてステータスを計るということ。
身だしなみに気をつけている人や、適度にオシャレな人は社会で通用しそうな人という印象がありますよね。
お金を持っている人や社会的な地位が高い人は自分を守るだけの要素を持っています。
そして冒頭の「誰からもちやほやされてモテる男性」というのは、少なからずこういったステータスをクリアしているという事です。