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Photo by Harsha K R

男性のビジネスシーンにおけるファッションは、普段スーツで通っている人は特に意識していないと思います。

が、会社によっては「ビジネスカジュアル可」というところも多く、ファッションセンスが問われるシーンも増えてきました。

上手にビジネスカジュアルを取り入れて、一歩上をいくビジネスマンになるために、そのポイントだけでも掴んでおきましょう。

ビジネスカジュアルのポイント

「ビジネスカジュアルと言っても、いったいどんな服装のことを言うの?」
と、疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

クールビズの時もそうでしたが、上が「なんとなく」決めた言葉によるルールは、末端の人間が判断するのはなかなか難しいところです。

事実、ビジネスカジュアルも言葉だけが一人歩きをしていて、その企業ごとに厳密なルールは異なるようですね。
ガチガチにルールが固められたビジネスカジュアルがある会社もあれば、完全にラフだったとしてもお咎め無しなんてことも。
※ただルールがないから誰も注意できないだけなのかもしれませんが。

なので、ビジネスカジュアルの企業ごとの感覚に関しては、個々で総務部なり上司なりに確認した方が無難です。

あくまで一般論としてのビジネスカジュアルは「セットアップスーツじゃない」といったところが基準になるかもしれません。

セットアップスーツじゃなければビジネスカジュアルか

ビジネスカジュアルという言葉の意味で考えれば「ビジネスシーンで使える、カジュアルな服装」になります。
ただこれも人によって「ビジネスシーンで使える」の基準が曖昧ですし、「カジュアル」も同様なのでたちが悪いです。

そこで男性ファッションにおけるビジネスカジュアルは自ずと決まってきてしまいますね。
それは「ジャケット+シャツ+パンツで合わせること」です。

これさえやっておけばビジネスシーンで使えると言って問題ないですし、選ぶアイテム次第でカジュアルにもなります。

その時にジャケットとパンツをセットアップ(上下セット)で揃えてしまうと、これはもうフォーマルなスーツと何ら変わりませんから、セットアップじゃないものでコーディネートするというのがビジネスカジュアルの基本となりそうです。

ビジネスカジュアルの簡単なコーディネート

「ジャケパン」とも言われますが、ジャケット+パンツにシャツを合わせるスタイルは確かにビジネスカジュアルスタイルを作りやすくオススメです。

特に、濃い目ジャケット、淡いシャツに薄い色合いのパンツを合わせれば、それだけでビジネスカジュアルです。

ジャケットにはネイビーかブラック、シャツは白またはピンクやブルーの淡い色味のもの、そしてパンツはベージュやホワイト、グレーなどでコーディネートすればOKでしょう。
むしろこの組み合わせを揃えておけば着回しも問題なしです。

あとは少しタイト目なネクタイをあわせたり、フォーマルすぎない革ベルトをあわせたりして楽しんでいけますね。

逆にジャケットを薄い色合いにして、パンツを濃い目にしてもコーディネート的には問題ありませんが、どことなくフォーマル寄りな見た目になってしまいがちなので、ビジネスカジュアルとして簡単なのは「濃いジャケ、薄パン」と思って間違いないです。

やりすぎは禁物

カジュアルだからといって、ジャケットの素材を柔らかいものにしたり、パンツをデニムにしたり、ノータイで胸元までボタンを開けたり・・・やりすぎてしまうと「ビジネスカジュアル」ではなくなってしまいます。

ジャケットは「スーツ・ジャケットではないんだけど、しっかりとしたもの」を選ぶようにし、パンツはいくらラフでもチノパンまで。
ネクタイは会社の規定によるとは思いますが、シャツボタンは必ず上の方までとめるようにしたいですね。

また、カジュアルと「だらしなく着る」という事は別です。
あくまで紳士的できちっと着た上で、フォーマルよりも親しみを持てる服装がビジネスカジュアルだと思うようにしましょう。

ビジネスカジュアルのマネキン買い

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Photo by Edward Blake

おしゃれをする上で、一番簡単なのは人の真似をすることです。
誰の真似をすればいいのか?というと、それは”おしゃれな人”の真似をすればいいわけです。

会社にビジネスカジュアルで出社している同僚がいたら、その人の服装をよく見て真似すればいい。
そしてショップに飾ってあるマネキンや店員さんの服装を真似すればいいわけです。

会社にそういった人がいなかったとしても、ショップに行く暇がなかったとしても、ネットショップでマネキン買い(トータルコーディネートで買う方法)が出来るところを利用すればOKです。

ビジネスカジュアルのネット通販なら、全身揃えても3万円強とリーズナブルにビジネスカジュアルを始められます。

デキる人間は人の真似をするのが上手いとはよく言われること。
上手に真似ていって、そこからセンスを磨いていく事が近道だからです。

ビジネスカジュアルについて思うこと

個人的には、フォーマルな会社から完全私服可な会社まで体験してきましたが、
フォーマルな会社はどうしても風通しが悪かったり、個々の才能を活かしきれず、生産性が低い印象を受けました。

それは社員を画一的な”駒”であるかのように、一様に同じ服装をさせているところからもわかりますよね。

逆に完全私服可の会社では創造性が求められ、仕事に関係ないところにルールは要らないと言った感じでした。
その代わり、使えない人はどんどんクビになってましたが。

どちらが正しいとは何とも言えませんが、その中間的な位置にある「ビジネスカジュアル」ならいいとこ取りができそうな感じです。
是非取り入れていない企業は検討して見て欲しいですね。