Photo by Robert Sheie
通販で衣料品を買う際に一番失敗しやすいのがパンツ。
色や素材などが「思っていたのと違う」なんてのは他のアイテムでも同じですが、サイズ感はパンツ通販において特に注意すべきポイントと言えます。
そんな通販で購入するパンツを失敗しないために、購入時の注意事項についてまとめました。
パンツの形やサイズの見方、素材についてしっておけば失敗は防げるはずです。
パンツ通販での注意事項
通販でパンツを購入する際に特に注意したいのはサイズです。
色や素材は我慢すればまだ履けますが、サイズが合わないものは最悪履けません。
未使用品であれば無料での返品交換を受け付けてくれるところも多いですが、返品の際の送料はたいてい自分もち。
せっかくネット通販でいいものを安く購入できたとしても、返品送料がそこそこ高額になってバカバカしいです。
とはいえ、オーダーメイドでもない限り、自分に”完全にピッタリ”というパンツをゲットすることはほぼほぼ不可能。
じゃあどうすればいいのか?
実はポイントを1つだけ抑えておけば十分だったりします。
ウェストやワタリ、どこか一箇所のサイズを基準にする
通販でパンツを購入する際のポイントは、「どこか一箇所のサイズを基準にする」ということです。
例えば「最近太ってきたな」とウェスト周りが気になる方であれば、ウェストを基準に購入する。
もし「スポーツをやっていた影響で太ももが極端に太い」と悩んでいる方なら、ワタリを基準にする、といった具合に。
もちろん「どこで買っても日本人体型のパンツじゃ丈が足りない」なんていう人の場合は股下寸法で選ぶしかありませんね。
前述の通り、オーダーメイドではありませんから、どこかしらの妥協は必要です。
とはいえ、洋服というのは今まで買ったものもそうであったように、「ある程度ピッタリ」というサイズ感で作られています。
なので、自分にとってネックになりそうなところを基準に購入すればOKというわけです。
※ウエストと丈が気になるのなら、その二箇所を基準にする、ということになります。
寸法を計る箇所の名称を知る
寸法を計る際、目安になるのは五ヶ所。
ウエスト、ヒップ、股上、股下、ワタリです。
ウエストはだいたい腰骨のあたりを一周させた長さ。
パンツでいえばボタンが付いているところのサイズですね。
ヒップは股の縫い目から10センチ程度上のところのサイズ。
もしくはファスナーやボタンフライの開ききった部分を一周させた長さ。
股上は股の縫い目から上、ウエストボタンまでの長さです。
この長さが短いものはローライズパンツということになります。
ウエスト位置を決めるのに参考になるかも。
股下は股の縫い目から下、裾までの長さ。
これは短すぎなければ後から直せるのでOKです。
ワタリはマタの縫い目から5~10センチしたのサイズ。
ちょうど太ももの太い部分の外周といった感じです。
丈の長さに特に注意
パンツを履く際、丈はかなり重要です。
「通販でパンツを買ったけれど、サイズはいいのに丈が短い」なんてこともよくあります。
丈が短いパンツは、おしゃれに履きこなすにはそれなりの形、全体のコーディネートが不可欠。
偶然買ったヤツが短かったからって、おしゃれにはならないんですね。
かといって長ければ裾を引きずって歩く事にもなりかねません。
たまに裾が地面についてしまっていて、ジーンズの後ろ側だけボロボロな人を見かけますが、正直格好わるいです。
なるべくジャストサイズの丈のものを履きたいところです。
ただ、丈直しをした後のパンツはいかなる商品でも返品交換は受け付けてもらえません。
通販で購入する際にはパンツの丈は裾上げをせず、購入後に近所のお直し屋さんでお願いするのがベターです。
(購入したままでジャストサイズがベストですが)
参考までにオススメ通販サイトでの丈直しサービスについてまとめました。
丈直し・裾上げ料金 | 丈直し期間 | 直し後の返品 | |
---|---|---|---|
Menz-Style | 1,260円 | 3~7日 | 不可 |
SPUTNICKS | 無料 | 2~3日 | 不可 |
infoabso | サービス無 | サービス無 | 不可 |
パンツの形・素材について
Photo by May Lee
サイズ以外での注意点としては、履いた時の形や素材感です。
様々な種類のものがありますが、これらだけ抑えておけばOK。
ストレートパンツ
股下から裾に向かって真っ直ぐに(ストレート)に作られたパンツ。
パンツの最も基本的な形状ではないでしょうか。
人の体型的に、太ももらへんがややぴったりめで、膝下に余裕がある形。
ダサくもないけれど、カッコ良くもなりにくいアイテムといえます。
スリムパンツ
ストレートパンツとほぼ同じ形ながら、少し細身なパンツ。
ストレートだともも周りがあまりがちな人はこちら。
スキニーパンツ
スリムよりさらに細く、肌に密着する形のパンツ。
スキニーパンツは肌(スキン)のようなパンツという意味。
テーパードパンツ
これさえ買っておけば間違いないといえるアイテムがテーパードです。
裾に向かって細まっていくデザインをしているので、全体的にジャストフィットし、シルエットも綺麗に見えます。
クロップドパンツ
裾が短め(七分丈など)にカットしてあるパンツ。
夏場のおしゃれなどに重宝します。
イージーパンツ
全体的にややゆったりとして、ウェスト周りも伸びる素材だったりするパンツです。
ラフな着こなしにはもってこいなアイテム。
カーゴパンツ
昔の荷運び人が履いていたパンツから着想を得たもので、記事がとてもしっかりしているものを指します。
たいていパンツにポケットが多めについていたりして、すこし無骨な印象を与えます。
チノパンツ
もともと軍隊パンツだったもので、チノクロスという素材を使って作られたパンツ。
ファストファッションカジュアルウェアとしてはデニムと人気を二分するアイテム。
デニムパンツ
デニムはジーパンに使われる素材。
こちらも元はワークパンツだったことから、しっかりと強度のある織り方の布を使ったもの。
おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ
女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。
気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。
自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。