Photo by Robert Sheie
ファッションアイテムとして、ベルトは疎かにしがちなポイントだったりします。
が、意外とベルトもおしゃれを作る1つの要因なので、出来ればパンツやコーデごとに持っておきたいもの。
カジュアルファッションにもベルトが1本ついているだけでグッと引き締まる印象がありますね。
そんなベルトの種類と合わせ方についてまとめました。
ベルトの種類
ベルトの種類は大きく2つに分かれます。
1つは通し穴にピンを通すことで固定できるタイプで、もう1つは通し穴が開いていないタイプです。
出来ればこの両タイプを最低でも1つずつ持っておく揃えておけるといいですね。
通し穴が開いているもの
プレーンベルト
一番メジャーなベルトです。
通常ベルト部分がレザーで出来ていて、フォーマルに合わせられます。
構造上、バックル(留め具)部分が少し盛り上がる為、ベルトを見せる着方でないと少し不格好になってしまう点に注意が必要。
そのため、フォーマル(ビジネス)でシャツをパンツに入れて着る場合にはピッタリと言えますね。
通し穴の位置によってしかサイズの調整が出来ないのがデメリット。
体型の変化によって穴の位置をずらして調整する事になりますが、穴の間隔は大雑把になっているため、どうしても自分にピッタリのサイズにはなりにくいです。
そもそも穴がないところに自分のウェストサイズが行ってしまうと買い替えなければなりませんね。
また、ずっと同じ穴の位置で仕様しているとレザーがそこで留める形に変形してしまい、いざ穴の位置を変えた時にカッコ悪い事になります。
メッシュベルト
主に革を編み込んでメッシュ状にしてあるベルト。
メッシュの隙間をベルト穴として使える為、プレーンベルトに比べると使い勝手がいいですね。
単純に穴の数がめちゃくちゃ増えるのと、間隔が狭まる感じ。
ただし、若干女子向けな印象があるので、男性が着用していると嫌がる女子もいるかも。
また、フォーマルには向きませんね。カジュアル使い用に。
通し穴のないベルト
リングベルト
布製のベルトで、バックル部分が二連のリングで出来ており、ベルトをリングに通して折り返すことで留めるもの。
その構造上、どんな長さでもベルトを留められるので、どんな体型でもカバーできる優れもの。
かなりカジュアルなベルトなので、フォーマルには絶対に向きません。
かといってダサいというようなイメージもなく、特にベルトの上にシャツなどが着てもバックルが盛り上がらないので目立たない良いアイテムです。
ただし、布製であったり、カジュアルな柄が入っていることも多い事から、若干子供っぽい印象を与えてしまうことも。
ガチャベルト
しばしば作業用にも使われるベルトで、バックルに通った金属棒で布を圧迫させる事で留める事ができるもの。
リングベルト同様にどんな長さにも合わせられる便利なヤツ。
ただ、そもそもはミリタリーで使われていたものらしく、ファッション性は薄いとも言われています。
特にリングベルトと違ってバックルが盛り上がってしまうため、ベルトを隠すファッションには向きませんし、見せるファッションだったとしても浮いてしまいがちです。
ベルトのコーディネート
ベルトをコーディネートする際には、ドレスかカジュアルかはまず意識する必要があります。
ドレッシーな服装の時にカジュアルすぎるリングベルトやガチャベルトだと浮きますし、カジュアルなファッションでブラックレザーのプレーンベルトだと真面目すぎる印象があります。
もしフォーマルやドレスファッションであれば、パンツの色とコントラストのあるベルトでもいいですし、同系統でもいいと思います。
例えばグレーパンツにブラックベルトとか、ブラックパンツにホワイトベルトとか。
でもカジュアルに合わせるなら、ベージュのチノパンにブラックレザーベルトとかは避けたいですね。
その場合はおとなしく茶系のベルトにするなどしたいところです。
ネット通販サイトだとベルトの詳細販売ページにてコーディネート例を出してくれていますので参考にしてみてください。
選ばない方が無難なベルト
Photo by shamu.ch
ベルトはおしゃれにも欠かせないアイテムの1つですが、「ベルトでおしゃれしよう」と思うとしくじります。
なかなか難しいかもしれないので、2つ例をあげます。
スタッズベルト
プレーンベルトに金属の鋲が打たれているもの。
ベルトそのもののデザインはカッコいいんですが、これを合わせようとするとすごく難しい。
まるで世紀末の救世主かのようなファッションになりがちです。
特に、他のファッションが伴っていないのにベルトだけスタッズだと目もつけられません。
おしゃれ上級者向けアイテムだと認識しましょう。
そして女子ウケが極端に悪かったりします。
ブランドベルト
主にバックル部分に大きくブランド名が入ってしまっているベルト。
人気なのはドルチェアンドガッバーナなど。
大きくバックルに「D&G」と書いてあるベルトをよく見かけるのではないでしょうか。
B系ファッションの人にはいいのかもしれませんが、これも他のコーデと合っているかどうかで決まりますね。
とくにブランド名を全面に出すコーディネートの仕方は、おしゃれ初心者がやらかしがちなポイント。
「せっかくいい物(高価な物)を買ったんだから見せたい」と言う人もいますが、それはその人の勝手であって受け手の興味は完全に無視してますよね。
誰もあなたが「ブランドのベルトをしているかどうか」なんて興味がないという事を忘れないことです。
また、B系ファッションも女子ウケは悪いですね・・・。
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気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。
自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。