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Photo by Eva Rinaldi

ワイルドと聞くと、ちょっと前に芸人のスギちゃんが「ワイルドだろ~?」というフレーズで一世を風靡していたのを思い出します。

草食系男子や優男など、さわやかなメンズファッションが表舞台とした時に、ダークヒーロー的な立ち位置なのがワイルド系ファッションです。

ワイルド系の定義

一般的に「ワイルド」というのは「野性的」という意味。
ワイルド系ファッションも例外ではなく、野性的な印象から派生したものになっています。

野性的ということはつまり、動物本来の自然な力強さのこと。
無骨系とも言われます。

ファッションで言えば、細かい部分にこだわったり繊細である服装よりも、シンプルでたくましい感じだったり、肉体美が強調されるラフな着こなし、豪快な服装がワイルド系に分類されます。
その本来の意味合いからもサバイバル・ミリタリー系の服と合性がいいですね。

このようにワイルド系というのは洋服のジャンルというよりは、「漢らしい服装の総称」と考えればOKです。

ワイルド系ファッションの例

ワイルド系のファッションは前述の通り「漢らしい服装」のこと。
芸人のスギちゃんが袖・裾を”あたかも引きちぎったかのような”上下デニムを着用していたのも、「糸のほつれを気にしない切りっぱなしの豪快さ」や「腕や足の露出によるたくましさ」の演出だったのかもしれません。

・・・彼がワイルド系ファッションかどうかは別として。(笑)

実際の例としては、

  • タンクトップやVネック
  • ミリタリーパンツ
  • ブーツ
  • レザー・デニムアイテム
  • シルバーアクセ

あたりをシンプルに着こなすことでワイルド系が演出できます。

タンクトップやVネック

一般的に胸元があいたシャツはワイルドさを強調します。
とくに鍛えられた肉体を見せるのに一躍買うわけですね。

その為タンクトップはワイルド系の必須アイテムと言えます。

アクション映画の俳優を思い浮かべると一目瞭然ですね。

また、Vネックシャツは”お兄系”と呼ばれるきれいめセレブなワイルドファッションにピッタリ。
EXILEとかJSBみたいな大人ワイルドっぽい感じですね。

ミリタリー・カーゴパンツ

カーゴパンツは元々荷運び人用の作業パンツで、厚手の生地に動きやすいダボつき感、サイドにポケットがあるものを指します。

その歴史から、「肉体作業労働者=ワイルド」を連想しやすいアイテムでもありますね。
迷彩柄のミリタリー×カーゴだと余計にワイルドに見えますが、なかなかおしゃれに合わせるのは難しいかもしれません。

ブーツ

タンクトップ、カーゴパンツときたら無骨な印象のブーツを合わせたくなりますね。
ブーツも結局のところ、スニーカーなどに比べて頑丈で力強いイメージがあります。

ガッチリした感じのブーツを合わせたら、より豪華さが演出できてワイルド。

レザー・デニムアイテム

「豪快」なタイプじゃないアイテムでもワイルド系に分類されます。

たとえばレザージャケットやレザーパンツなどはワイルドな印象がありますね。
これは「動物の革を着てるぜ・・・ワイルドだなぁ」なんて事ではないと思います。

どちらかというとバイカーファッションから「ちょっと悪そう」というアウトローファッションな感じを受けて、ワイルドな印象があるのではないでしょうか。
漫画クローズの武装戦線レザーアイテムなんかかっこいいですね。

デニムはその材質上、ガンガン履き潰せる感じがあって、やっぱりワイルドな印象があります。
特にシンプルなファッションの組み合わせにデニムは便利です。

アクセサリー

ワイルド系を演出するのに、あまりチャラチャラとアクセサリーをつけるのは避けたいですが、ピンポイントでシルバーアクセサリーが光るとかっこいいです。

ワイルドというよりは、アウトローなイメージですね。
ちょっと悪そうなヤツらがクロムハーツにタトゥーというステレオタイプを作った気がします。

また、ベルトのバックルや時計にゴツめな物を選ぶとそれだけでワイルドな印象が作られます。

ワイルド系で気をつけること

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Photo by Tony Alter

ワイルド系ファッションは男性から見ると特にかっこいいと思います。
無骨なイメージが「男にモテる男」と言った感じ。

実は適度なワイルドさ加減なら女子ウケがいいんですが、やり過ぎるとモテません。

女子って、別に本物を求めてないですからね。
あくまで「ワイルド系」であって、本気のワイルドだと引いちゃう人も。

特にアウトロー系ファッションは注意が必要で、喧嘩っ早そうなイメージとか気が短そうなイメージを与えてしまいがち。
「リードしてくれそうなたくましさはあるけれど、優しそうな人」みたいな一見矛盾するタイプが好まれるという事を理解しておくのがポイントです。

ワイルド系のファッション誌

RUDO

スペイン語で「無礼な、粗暴な」を意味するRUDO。
その名の通り、男臭さ、無骨さを追求するファッション誌です。

BITTER

男臭さとはまた違ったきれいめワイルド、お兄系のファッション誌といえばBITTER。
アウトロー&セレブ×リッチスタイルを提唱しています。

Dayatona BROS

カー・マガジン「デイトナ」の兄弟誌で、バイカーファッションなど「タフな男のアメカジ」がキーワードなファッション誌。

GO OUT

ワイルドとは直接結びつかないかもしれませんが、アウトドアライフスタイルの雑誌なので、山男系のファッションも参考になります。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

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気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。