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Photo by Eva Rinaldi

ファッション誌を見ていると、たまにものすごく奇抜なファッションが紹介されていたりします。

パッと見すごくおしゃれでカッコイイなと思うものから、「なんだこれ・・・」って思うものまで様々。

さて、そんな”奇抜なファッション”ですが、世間の評価はどうなんでしょうか。
ファッション誌に掲載されているぐらいだから評判も良さそうですが・・・。

女子は引いている

真っ先に書いておくと、奇抜なファッションをしている男性を見て、大半の女子は引いています。
口に出して否定をすることは少ないですが、心内では「ないわー」と思っているか、眼中にないか。

彼女たちが求めているものは「普通」かつ「おしゃれ」であることなんですね。

理由はいろいろあるとは思いますが、やっぱり奇抜なファッションの人とは一緒に歩いてて”しんどい”のだと思います。

なぜ奇抜なファッションが出来上がるのか

ではなぜ、奇抜なファッションをするメンズが出来上がってしまうのでしょうか。

その理由は2つあって、1つは「一人ひとり”カッコイイ”の基準が違うから」で説明がつきますし、もう1つは「日本語の曖昧さ」によるものだと思います。

一人ひとり”カッコイイ”の基準が違うから

僕はこれが最大の原因だと思っていて、要するに僕がカッコイイと思うことと、あなたがカッコイイと思うことは、必ずしもイコールにならないという事です。

そう考えると、奇抜な服装をしている本人はその服装を「奇抜だ」なんて思いもしなくって、「個性的でカッコイイでしょ」って思っているんじゃないかなと。
だけど感性の違う周りの人によって「あいつは奇抜だぞ」というレッテルを貼られてしまうんじゃないかと思うわけです。

何を隠そう僕も20歳そこそこの頃、男性なのにロングスカートを履きたい衝動に駆られてしまった覚えがあります。
それは単純に「こんなヤツいないしカッコイイよね」って思っていたからで、当時「あなたにはそれがカッコイイの?」と疑問に思っていた母とは感性が違っていた事を物語っています。

日本語が曖昧だから

結局のところ、冒頭でも書いたとおり、カッコイイ奇抜ファッションはカッコイイんですよ。
本当におしゃれな人なんだろうなって思うんです。

でも、その”カッコイイ”と、普段使いファッションの”カッコイイ”は別。
女子を見て可愛いと思うのと、猫を見て可愛いと思うのとが別なのに似ています。

可愛い女子とは付き合いたいけれど、可愛い猫とは付き合いたくないです。

それと同じで、奇抜でカッコイイファッションの人が恋愛対象として見られるかというと、そんなことはないわけです。

普段使いか、アーティスティックなのか

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Photo by Kate Neilan

つまり、普段使い的なおしゃれをするのか、アーティスティックにおしゃれをするのかで「おしゃれ」の意味合いも全然違ってきてしまうということ。

ファッションショーでモデルが着ている服がめちゃくちゃ奇抜なのは、あくまでそのデザイナーが持つアーティストとしての表現力を表した物なのに対し、そのデザイナーのブランドで売られている服が普通なのはそういうところから来ています。

誰がどういう立場で発した「おしゃれ」「カッコイイ」なのかを理解しなければ、勘違いしてしまいがちだということです。

例えばアイドルの衣装は可愛いけれど、普段着としてあれを着ている子がいたらちょっと引きますよね
立場が違えば似合う服もカッコイイ服も変わってくるということです。

ではあなたが求める「カッコイイ」「おしゃれ」は、誰にどう評価されたくてするファッションなんでしょうか。

結局は無難がおしゃれ??

普段使いファッションでおしゃれをしたいと思うと、どうしても「普通」になります。
そうすると無難にシンプルなアイテムだけでコーディネートしてしまいがち。

でも無難であること、シンプルであることが「おしゃれである」ということとイコールではありません。

ここがとても難しいところで、「おしゃれな人の普段着は無難でシンプル」だったりするんですが、
「無難でシンプルな普段着だからおしゃれ」にはならないということ。

こればっかりは普段からおしゃれに気を使っている人は自然と出来ちゃう事なので、言葉で説明するのはなんとも難しいところですね。

例えば同じ色のシャツを着ていてもおしゃれに見える人とそうでない人がいる。
本当に細かいところなんですが、それってシャツの丈が少しだけ長かったり、短かったり、パンツやアイテムとのバランスだったり・・・そういうのが上手にまとまっているのが「おしゃれ」なんです。

全体にまとまりがある、自分の顔や体にあっているというベースの服装があると、奇抜なアイテムをポイントポイントに取り入れてもおしゃれに見えるもの。

その為、まずは奇抜さではなく、全体的に自分のファッションがまとまっているかどうか?に注意をして、段階的に奇抜なアイテムを取り入れていくというスタンスが正解と言えます。

そのファッションは誰の為にしているの?

「奇抜なファッション」と言っても、その線引はなかなか難しいものですね。

たとえばジャケット+ハーフパンツというリゾートファッション。
僕も好きで、春頃からやってしまうんですが、女子曰く「日本人には似合わない」という意見も多いわけです。
つまり、「おしゃれ」と言われていたファッションが「奇抜」に写っているかもしれないということ。

ただし中にはそういうファッションを好きだという女子がいるのも事実です。

もし、女子ウケを気にして奇抜ファッションをするのであれば、「誰の為の奇抜ファッションか」というターゲティングが絶対必要。
例えばロリータ・ファッションが好きな女の子がいて、その子にウケる為にパンクなファッションにしてみるとか。

ありがちなのは「自分の為に奇抜ファッションにする」というもの。
要するに「自分がカッコイイと思うから、この服装にしました」みたいなヤツですね。

「孤高の超おしゃれ。誰かのウケなんて気にしない」
という人はそれでいいですが、少なからずモテたいとか、男性として評価されたいと思うのであれば避けるべき感覚です。

逆に「特定の誰かのウケじゃなく、より多くの人から評価されたい」と思うなら、やっぱり無難なファッションが一番です。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。