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Photo by Scott McLeod

ファッションに興味を持ち始めた人にとって、最初にぶちあたる壁にこんなものがあると思います。

「オシャレってなんだよ」

僕としても未だに曖昧で何とも説明しづらい言葉「おしゃれ」。

WEB辞書で調べてみると、「洒落る」という動詞から生まれた言葉だそうです。
洒落るというのは

  1. 着飾ったり化粧をしたりして,美しく装う。おしゃれをする。 「今日は-・れて行こう」
  2. 服装などが当世風で気がきいている。あかぬけしている。 「 - ・れたデザイン」 「 - ・れた門構えの家」

ということ。
つまり、「今っぽい服をきているね」という事を総じて「オシャレだね」というみたいです。

結局のところ曖昧で、オシャレかどうかを決めるのはその人の「センス」が物を言う世界だったりするわけです。

ただし、センスなんて一朝一夕で磨かれるようなものではありません。
おしゃれを気にかけていた人が何年、何十年とかけて培うものなんです。

今までファッションに興味がなかった人が「おしゃれになる!」と決めて、その日のウチにセンスのいい人になれる、なんてことはないんです。

じゃあ、そういう人はおしゃれになれないのか?というと、そんなことはありません。
実はたった1つのことだけ行えば、すぐにおしゃれになる事ができます。

そしてその積み重ねでセンスが磨かれていくものなんです。

今日からおしゃれになるたった1つのこと

センスがなくても、今日からいきなりおしゃれになれるたった1つの方法、それは

他人の真似をする

ということです。

「なんだそんなことか」と思う人もいるかもしれませんが、実は一流の人ほど他人の真似をして成長しています。
例えば野球選手なんかでも年々選手の質が上がっていくのは、過去の偉人の真似をして、研究して、それを超えるように努力しているから。

「デキる人は真似をするのがうまい」とは、ビジネスの世界でもよく言われることです。
WindowsというOSがAppleのMacOSを真似たものだったのは有名な話ですね。

つまり、「おしゃれな人の真似をする」という事が上手にできる人ほど、おしゃれな人に近づけるということ。
真似をしているうちに、「どんなファッションがおしゃれなのか?」が感覚的にわかるようになるわけです。

ちなみに、現代人はインターネットの発達のおかげですぐに答えを求めがちと言われています。
たしかにネットで調べたらすぐ答えがかえってくるので、「正解」を探ろうとしがち。

とくに賢い人や理系の人、そして理論的思考に寄っている男性はそう考えてしまいがちですね。

でも、世の中には「論理的な正解」があるものばかりではないんです。
「やっていくうちにわかるようになる」というものが確かに存在しているということ。
※信じるも信じないも自由ですが、個人的な経験則として、全てのことを論理的に解決しようとすると失敗します

その為、真似をして真似をして・・・とやっているうちにふと「あ、こういうことだったんだ!」ってわかる日が来るというわけなんです。

頭で理解するだけではダメ

こういう事を言うと、ファッション誌などを片っ端から読んで、頭で理解しようとする方もいると思います。
僕もまさにそういう時期がありました。

ただ、知識をつけることは悪い事ではないですが、やっぱり頭だけで理解してもダメなんですね。

というのも、特に服は自分の顔や体型に左右されますから、実際に着てみてわかることがあるからです。

なので、ファッション誌などから学べる事は「トレンドはどんな感じか」「その服の名前は何ていうのか」「どういう組み合わせが綺麗なのか」「どんなブランドがあるのか」程度だと思った方がいいです。
自分に似合うファッション=おしゃれなファッションが学べるわけではありません。

やってはいけないこと

人の真似をすればOKと書きましたが、やってはいけない事もあります。
それは「ハイセンスな人を真似する」ということ。

どういうことかというと、ファッションショーでモデルがしている服装とか、原宿にいる奇抜な服装の子とか、そういった物を参考にすべきではないということです。

なぜいけないのかというと、確かにおしゃれかもしれませんが、方向性が違うからです。

彼らのおしゃれは「個性」による部分が大きいんですね。
個性的であるということは、海外(とくにアメリカ)のファッションシーンにおいては「おしゃれ」に分類されるかもしれません。
が、日本において「個性」は、時に「痛いヤツ」として扱われることが多いです。

もともとおしゃれでハイセンスな人が個性的なファッションをするのと、もともとおしゃれに興味がなかったような人が個性的でハイセンスな人のファッションを真似るのとではワケが違う。

そういった意味からも真似るべきファッションは、まずは「没個性」を目指しましょう。
いかに普通であるか。いかに無難であるか。

そこから徐々に時間をかけて、アクセサリーやカラーリングで個性を出していけばいいんです。

他人の真似をする方法

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Photo by Kuruman

ではどうやって他人の真似をするか。

実はその方法はすごく簡単。

実際のブランドショップを見て回って、マネキンや店員さんが着ているコーディネートをそのまま買うことです。

ショップ側からしてみたら、服が売れないと困るわけですから、マネキンや店員のコーディネートは最新かつおしゃれにできています。
しかも普段使い出来るようなものしかディスプレイしません。

このあたりはショップの経営や戦略を考えれば理解できるとおもいます。

初心者により簡単なのは、WEBショップの「マネキン買い」を利用すること。
ファッション系通販のサイトには全身コーディネートをそのまま売っているところがあります。

有名どころではMENZ-STYLEなんかがそう。

販路がWEBになっただけで、ブランドのショップでマネキンや店員さんの着ている服をそのまま買うのと何ら変わりません。
これなら「洋服の組み合わせがダサい」とか「少しデザインが古い」というような事はありえないので、もし似合わなかったとしたらそれはもう自分の顔や体つきのせいという事になってきます。

おわりに

特に女子ウケというのを考えた場合、汚い服装やおしゃれに無関心な服装、ダサい服装は完全にNGです。
次に、おしゃれには気を使っているし、綺麗なファッション。でも似合ってない人。
そして、「おしゃれだし、似合っている人」という順だと思えばOKです。

とくに人間の評価は第一印象の見た目に大きく左右されます。
第一印象が不利な人は、その後もそこそこずっと不利。

スタートダッシュがきれるよう、おしゃれになって第一印象を良くしていきたいものですね。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。