Pocket

12653660803_c8bfe84e73_z
Photo by Mike Mozart

ジーンズにはいろんなブランドがありますが、その起源はリーバイスにあります。

もともとゴールドラッシュ時代のワークパンツから誕生したジーンズが、
反社会的なアイテムを経て、今ではカジュアルパンツの代表として扱われています。

昔は男性が履く力強いアイテムという印象だったそうですが、今では女性でもおしゃれで履いていますね。

そんなリーバイスのジーンズで一本は持っていたいアイテムといえば、501でしょう。

501の魅力と、購入する場合の注意点についてまとめました。

501の魅力

リーバイス501といえば、ファッションに興味を持ち始めたら一本は欲しくなるアイテムです。
ひとえに501といっても色々な種類があり、年代によっても仕上がりが全く違うのが特長です。

ただ共通点としては、「ポケットの端をリベットで補強してある」「赤いリーバイス社のタグが付いている」「501と刻印された2頭の馬のパッチ」「後ろポケットのカモメステッチ」などなどがあり、中でもボタンフライはリーバイスの中でも501が続けて使っている仕様として有名です。

ボタンフライ

通常チノパンや綿パンなど、普通のボトムスは履く際に前面のボタンを止めた後、ジップをジッと上げる事で履く事が完成します。
リーバイス501が誕生した当時はこのジップがまだ存在していなかったそうで、3つのボタンで留めていました。
そしてその仕様は今日に至るまで「リーバイス501である」という象徴のように残されています。

ボタンフライのジーンズは、ハッキリ言って慣れるまではめちゃくちゃ履きづらいです。
そもそも501は購入当初はすごく硬いですから、初めて購入する人はまずすんなり履けません。

でもこのボタンフライはもうロマンみたいなもので、一回体験してしまうとジップの方が煩わしく感じるまでになる魅力を持っています。

生デニム

501がボタンフライを使い続ける理由の1つに、501は「生デニム」であるという事があげられます。

日本で親しまれてきたジーンズは、基本的に履きやすく加工されているものがほとんどなんです。
が、リーバイス501は生の状態。
履いて洗ってを繰り返していくうちに、やっと馴染んでくる仕様になっています。

これが意味するところは、「履いているうちにサイズが変わってくる」ということ。
一般には洗うことで”縮み”が起きますが、面白いもので体の体型に合わせて伸び縮みしてくれるのが本当の501の魅力。

デニム地のサイズが変わってしまうということは、ジップだと開け閉めが出来なくなってしまうんですね。
その為未だにボタンフライ仕様が使われているわけなんです。

育てるジーンズ

リーバイス501は履きたおせば履き倒したほど自分にどんどんフィットしていくので、その人の生活スタイルや体型がジーンズに現れてきます。

つまり、購入時点では完成していなかったジーンズを自分で育てていくという事。
そこに男のロマンを感じませんか?

一本購入して、自分仕様の501を作ってみたい・・・そう思うのは普通のことだと思います。

ヴィンテージを買うか、現行を買うか

さて、そんなリーバイス501を購入したいと思った時に、2つの選択肢が出てきます。
それは「ヴィンテージを買うか、現行モデルを買うか」ということです。

501といっても型番が同じだけで、ヴィンテージモデルは元々の仕様も違うならば、使ってきた人の「いい感じにこなれた感」が相まって、コレクターの間で人気が出る商品になっています。

反して現行モデルというのは今の時代に合わせてリーバイス社が作っているもの。

ヴィンテージモデルに比べての価値は全くといっていいほどありませんが、「これから自分が作っていく」を体験できるものなわけです。

個人的なオススメは現行モデル

なんとなく収集癖がある人はヴィンテージに魅力を感じそうですが、オススメなのは現行モデルです。

そもそもヴィンテージは誰かの体にフィットする為に作られたもので、あなた専用のアイテムではありません。
付加価値はついているけれど、それは自己満足の為のものです。

特に女性からモテたいと思っている人ならば無理にヴィンテージに手を出しても女性は全く喜ばないことを理解した方がいいでしょう。

ヴィンテージを通販で買うのはナンセンス

それでもヴィンテージジーンズが欲しい!という人はいると思います。
物欲には勝てませんからね。

その場合、通販で買うのはなんともナンセンスです。

ヴィンテージジーンズなら現物をショップで手にとって、色合いや形の風化具合を自分の目で確かめて買うことが醍醐味だから。
というわけで、ヴィンテージが欲しいならそういったショップに行くことをオススメします。

公式で買うか、量販店で買うか

リーバイスのジーンズの場合、公式ショップでももちろん売っていますが、他の衣料品店でもよく見かけます。
とくに若者向けのカジュアルなショップなどなら驚くほど安価で置いていてビックリすることも。

かといって偽物ではないそうなので、個人的には量販店で買うのがオススメかなと思います。

一説には公式サイトでの売価は多少「売りたい価格」に上乗せした定価だという話もあります。
たとえば5,000円で売れたら万々歳のところを10,000円で売るなど。
※あくまで噂ですが。

特に海外では$20程度で売られているのを見ても、なんとなく量販店でのセール品の価格がもしかしたら適正なのかもしれないですね。

おわりに

5056419392_ecfb8b44d1_z
Photo by yeryabs

というわけで、501の魅力と購入時の注意点でした。

501は確かに物凄く魅力的なアイテムなんですが、いかんせんブランドバリューで高額になっている部分も否めないと思います。
※とはいっても10,000円前後ですが・・・。

一本持っておくのはいいとして、やっぱりヴィンテージである必要はありませんし、ヴィンテージを持っているからモテるという事もあり得ません。
それにヴィンテージはもっともっと高額です。

そう思うと、もっともっと安価なファストファッションのジーンズでも全然使えますし、通販サイトのコーデを参考に全体を見てジーンズを選んだ方が何倍もおしゃれに仕上がります。

自己満の為のジーンズにならないよう気をつけたいところですね。

おしゃれなモテ服が多い おすすめ通販ショップ

女性ウケのいいおしゃれな服を販売しているネットショップを紹介します。

気になるアイテムを単品買いしていくのも一つの手段ですが、おしゃれに自信のない人はショップの全身コーディネートをそのまま購入すると、まず間違いがありません。

自分が思い描いている理想のファッションがあったらまずは実際に買ってみて、着てみることが、おしゃれの第一歩です。